知ってた?ナルホド!
前回に引き続き、JavaScriptを学んでいきたいと思います。
第1回目の内容はこちらからご覧いただけます。↓↓↓
【新人コーダーがJavaScriptを習得する】vol.01 〜JavaScriptとは〜
第2回目ではJavaScriptの変数とデータ型についてご紹介します。
1. 変数とは
変数とは、文字列や数値などのデータを保管しておく為の箱のことです。その箱に変数名を指定し、データの代わりに変数名を使うことで同じデータを使うことができます。
書き方は以下のようになります。「=(イコール)」で右辺にあるデータを左辺の変数名に代入しています。
変数名 = "データ";
2. varとは
varとは、variable(変数という意味)の略で、変数を宣言する為の方法の1つです。変数名の前に「var」を書いて、「これは変数です。」と宣言しています。
varの書き方は以下のようになります。
var str;
varを使って「str」という変数名を宣言しました。
この「str」という変数の宣言と一緒に、データを代入することも可能です。
var str = "りんご";
varは、再宣言と再代入することも可能です。
var str = "りんご"; //再宣言
str = "みかん"; //再代入
又、複数の変数を一緒に宣言することも可能です。
その場合、以下のように変数と値のセットを「,(カンマ)」で区切って書きます。
var str1 = "りんご",
str2 = "みかん",
str3 = "ぶどう";
3. データ型とは
変数などで使用する文字列や数値などのデータは、プログラム上、いくつかの種類に分けられます。
その種類のことをデータ型といいます。
今回は、「数値型(Number)」と「文字列型(String)」、「配列型(Array)」の3つのデータ型をご紹介します。
4. 数値型(Number)とは
数値型(Number)とは、変数などで使用するデータに指定する「数値」の型の種類名です。数値型(Number)には、「3」のような整数や「3.14」などのような浮動小数点数があります。
「num」という変数名に、var宣言を使って「3」という数値を代入するには以下のように書きます。
var num = 3;
数値型(Number)の場合は、「””(ダブルクォーテーション)」や「”(シングルクォーテーション)」で囲みません。
「’3’」と指定してしまうと、プログラム上は、値ではなく文字列として認識されてしまいます。
5. 文字列型(String)とは
文字列型(String)とは、変数などで使用するデータに指定する「文字列」の型の種類名です。「文字列」とは、単語や文章のような、文字が連なったデータのことです。
「str」という変数名に、var宣言を使って「おはようございます。今日は良い天気ですね。」という値を指定すると以下のように書きます。
var str = "おはようございます。今日は良い天気ですね。";
6. 配列型(Array)とは
配列型(Array)とは、「[](角括弧)」の中に、「,(カンマ)」で区切った複数の値を格納することができます。
var arr = ["りんご", "みかん", "ぶどう"];
複数指定した値の内、「みかん」にアクセスする場合は、変数名の後に[1]を書きます。
arr[1];
JavaScriptの配列は0から始まります。その為、2番目に指定した「みかん」は「arr」という変数の中の「1」に入っていることになります。
7. まとめ
今回は、JavaScriptの変数とデータ型について学びました。
varを使って変数名を指定・宣言し、そこにあらゆるデータ型の値を代入してあげることによって、同じ値を使用する代わりに変数名を利用して処理を行うことができるとわかりました。
他にもよく利用するデータ型もたくさんあるそうなので、また引き続き学習していきたいと思います!
参考サイト :