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2019.09.17

仲間のハートを解体新書 『デザイナー FUYUNAちゃん 編』

WRITTEN BY

 | 

HIRAHARA NATSUMI

仲間のハートを解体新書 『デザイナー FUYUNAちゃん 編』

こんにちは!コーダーの平原です。

Web業界で働く人の中で、前職は全然違う職業でした!という方は結構いらっしゃいます。9月から入社したデザイナーの冬菜ちゃんもその一人です。

今回は、そんな冬菜ちゃんのことをもっと知りたい!ということで、思い切って色々聞いちゃいました。ふんわりした女の子らしい姿からは想像がつかないような、エネルギッシュな彼女のハートを解体していこうと思います。

人と、デザインと、真剣に向き合う冬菜ちゃんだからこそ見つけられた、この仕事の面白さ。デザインの話をするときの目の輝きが全てを物語ってました!

平原

前職は理学療法士だった冬菜ちゃんですが、Web業界で働くようになって、冬菜ちゃん自身変わったな〜と思ったことはありますか?

冬菜ちゃん

理学療法士のちょっと前に戻るんですけど、特に変わったなと思うことは、デザインに対する考え方です。
10代の頃からデザインが好きだったのですが、その頃は、デザインは先天的にセンスがある限られた人がするものだと思っていました。

でも、理学療法士として、治療をしたり、患者さんの価値観に触れたり、病院で勤めている中で、日々見たり感じたりしたものが、デザインに活かされているということがわかって。
デザインは、最初からセンスが無いからできないというものではなくて、デザインをする為のセンスは、後天的に育まれていくものだったんですよね。

平原

逆に変わらないと思ったことはありますか?

冬菜ちゃん

逆に変わらないなと思うことは、デザインは、医療における治療のプロセスと同じであるということです。

平原

例えばどんなことですか?

冬菜ちゃん

例えば、治療をするときに「はじめまして。」とコミュニケーションをとって、いきなり「なに困ってますか?」と聞く場合も状況によってはあるのですが、そうでない時は、困っていることを聞く前に、その人がどんな人なのかヒアリングします。

そして、何に困ってここに来ているのか、具体的に困っていることがあることで、どんなことに支障が生じているのかを聞き、それが起こっている原因を把握します。それをふまえて、どういうことを治療のゴールとするのかを決めるんです。

具体的に何ヶ月、何年後、という目標を立てて、そこに行くにはどういうアプローチをしていくのかというプロセスを考えるということが、医療とデザイン、Webの世界と同じだと思いました。

平原

色々な患者さんの治療をするという経験をしてきた、冬菜ちゃんならではの考え方ですよね。医療という厳しく責任のある世界で、目標を決めてプロセスを考えてきた経験は、デザインやWebの世界で大きな力となっていますね。

冬菜ちゃんは、1年間フリーランスのデザイナーとして活動していた頃から、交流会などにも積極的に参加し、人脈を着実に築いてきていますよね。Twitterを見ていてもそれは明らかです。
初めての業界で、女の子がひとりで交流会に参加したり、人脈を築いたりすることは結構勇気が必要だと思うのですが、怖いな…とは思わなかったのですか?

冬菜ちゃん

全然怖くなかったです笑
元々、WebとかSNSとかには強い方ではなくて、デザインを始める為の情報収集として
Twitterは始めたんですけど、知らない人たちの中に飛び込んでいくことにストレスを感じたりすることはなくて。

病院に勤めていた時はコミュニケーションが必須だったので、毎日「はじめまして。」って会ってから、30分から1時間その人と話したり、その人の身体に触れたりすることが当たり前だったので、知らない人とコミュニケーションをすることに、不安や緊張を感じたり、人見知りをすることはなかったです。
交流会とかは、色々な人と会うことで知らない世界に触れることができるので、大好きです。

平原

恐怖心は最初からなかったんですね。デザインやWebの世界は、様々な企業や組織の方とお仕事をするので、冬菜ちゃんの元々の明るい性格や、培って来たコミュニケーション能力が活かされる場面が沢山ありそうです。
理学療法士になる前から、ずっとデザインが好きだったと聞きましたが、冬菜ちゃんが人生で一番影響を受けたデザインは何ですか?

冬菜ちゃん

一番を決めるのは難しいですね笑 このデザインがっていうよりかは、デザインの考え方に影響を受けてきました。
何年か前から読書が好きなんですけど、デザインも「デザインとは。」みたいな哲学的なところとか入って。なのでデザインの歴史にも興味があります。

平原

新しいことを収集することも好きだけど、なんでこういうデザインが生まれてきたのかっていう、過去を振り返ることも好きなんですね。

前に冬菜ちゃんのポートフォリオの実績を見たときに、女性らしいデザインが多いなと感じたのですが、冬菜ちゃん自身そういったデザインに惹かれることが多いですか?
さっきデザインの考え方に影響を受けたという話があったので、女性をターゲットにしたお仕事が多かったのかもしれないのですが笑

冬菜ちゃん

あ、でも確かに女性らしいデザインは好きですね。そういうデザインに触れている時間が多かったのかもしれません。洋服だったり、普段の生活環境とか。
お店に行って目につくものは女性らしいものだったりしますし。そうやって蓄積されてきたものがあるから、デザインに出やすいのかな…。

男性的なデザインもした方が良いのかなとも思うんですけど、今までお客さんに求められるものが女性らしいデザインが多かったし、自分が苦手なものをデザインするよりかは、得意なところを伸ばせた方が良いのかなと思ったので。
女性らしいデザインに寄っていったのかもしれません。

平原

女性らしいデザインって、私のイメージだと、ふんわり柔らかそうで、見ていて癒されるようなものだと思うんですけど、冬菜ちゃんから見ていて女性らしいデザインってどんなものだと思いますか?

冬菜ちゃん

そうですね。ターゲットにする女性の年代によっても違う部分があって、同じピンクでも違かったり、フォントの選び方でも全然違うんですよね。
そういったターゲットに合わせた女性らしいデザインを考えるのが凄く面白いです。
私自身は、線が細いものとか、淡い配色のものとか、若いというよりかは、20代から30代のデザインが好きです。その年代のターゲットの枠にはまっているから余計好きなのかなって笑

平原

それはあるかもしれないですね笑 10代の頃と好みは変わりましたよね。

冬菜ちゃん

そうですね。10代の頃はパキッとしたピンクが好きだったりとか、すごい柄のあるものが好きだったりとか。

平原

小学生の頃は、水色が好きだったら水色だけで固めるとか笑 確かに女性らしいってだけじゃ語れない部分がありますね。
この間、モリサワのイベントに行ってきたと聞きましたが、冬菜ちゃんの一番好きなフォントってありますか?

冬菜ちゃん

モリサワのイベントに行ったんですけど、和文だと一番は筑紫のB丸が好きです笑

平原

可愛いですよねー。

冬菜ちゃん

可愛いですねー。丸くて可愛いけど、上品さもあるし。
欧文だと、雑誌のVOGUEのロゴとして使われている、フランスのフォントのDidotが好きです。

平原

あれDidotっていうんだ。

冬菜ちゃん

そうですね。見出しとか、主役級のフォントで。線の細い水平線と、太い縦の線、曲線とかたまらない笑

平原

上品さがあるものが好きなんですね。あまり崩しすぎていないというか。

冬菜ちゃん

あ、でも手書きフォントとかも好きです。書道をやっていたので、モリサワのイベントに行ってきた時も、和文部門の金賞「峰月楷書」が一番好きだなと感じました。

平原

綺麗!(見せてもらっている。) 理想的な書道のお手本。全部の漢字が入っているのかな…。

冬菜ちゃん

すごいですよね。書いたものをフォントにするってなったらそこにセンスがいるんだろうな。

平原

突然の余談ですが、普段の冬菜ちゃんを見ていて、いつも笑顔で朗らかな印象なので、嫌なことがあってもそれを表に出さなそうなイメージがあります。
そんな冬菜ちゃんが、これだけは許せない!と思うことってありますか?

冬菜ちゃん

考えたんですけど、ムカつくとかがあんまりなくて笑

平原

怒りの沸点がない?

冬菜ちゃん

最近あった嫌なことって何かなぁって思い出そうとしても思い出せないんですよね。
全部面白くなっちゃう。なかなか経験できることじゃないなーとか。

平原

経験に落し込んじゃえる。

冬菜ちゃん

そう。後で思い出したらこれ面白いなとか。自分にされたことに対して怒るとかはあんまりないです。
逆に人が人に何か嫌なことをしてるのを見ると、怒るというより辛いですね。

平原

勿論人間だから、今まで理不尽な思いをしたこともあったと思うんですけど、そういうことも、全て経験として受け止められるってことか。

冬菜ちゃん

そうですね。確かに理不尽な思いをしたこともありました。でも、逆に自分はそういうことをしないようにしようって思えるし。
そういうことがあったから出来るようになったこともあるので。

平原

人のせいにするという発想がないってことですね。根に持たない。すごく良い人生の修行の仕方ですよね。

冬菜ちゃん

色々な患者さんと接してきたからかもしれません。高齢の患者さんには戦争の話を聞かせてもらったりもして。
まさか自分がこんなことになるなんてって思っている人を沢山見てきて、それを知ると怒ったり、根に持ったりしている時間って勿体ないなって。

平原

私がいうのもなんなんですけど、素晴らしいですね笑

アッタデザインに入社して、フリーランスの頃とは全然違う環境となりましたよね。アッタデザインという組織で働く中で、冬菜ちゃん自身が求めていることは何かありますか?

冬菜ちゃん

就職する目的が、自分一人じゃできない仕事をすることだったんです。大きい企業や組織の方との仕事は、信用がないとできないので、個人だとなかなか経験できないですよね。
それに、自分だけだと自己流のデザインのやり方になってしまうので、人からアドバイスをもらって仕事ができる環境を求めていました。

なので今はそれが叶っていますね笑

デザイナーさんだけではなくて、プランナーさんとか、ディレクターさんとか、エンジニアさんとか、マーケターさんとか、色々な分野の方たちと関わりながら仕事がしたかったので、会社っていう組織の中でそれが出来るのは凄く嬉しいです。

平原

最後に、今後の目標や、なりたいデザイナー像などありましたら教えてください!

冬菜ちゃん

理想のデザイナー像は、まだできていないんです。色々試してみないと分からないのかなとも思って。
昨日、業務の中でアイコンを作ったんですけど、自分一人だったら作ってなかったなと思いました笑 素材を使ったりして、できないなと思っていたので。
そういうやったことのない経験が出来るっていうのは、ここに入ったからだって思います。

新しい環境で、新しい先輩の元でデザインをすることができたから、できた経験だと思います。なので、その中で色々なことに挑戦して、これだっていうものを将来見つけていきたいです。

平原

根掘り葉掘り聞いてしまいましたが、普段は聞けない深い話もあり、これからデザイナーになりたいと思っている人に強い勇気を与えてくれるような冬菜ちゃんのお話でした。
冬菜ちゃん、有難うございました!

冬菜ちゃん

有難うございました!

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